2020年5月11日

アメリカ・商業施設市場から捉える「商業施設のDX」に関するリサーチレポートを公開しました

株式会社COUNTERWORKS(東京都目黒区、代表取締役社長 CEO:三瓶 直樹)は、商業施設を保有・運営されている不動産開発・投資事業の方にビジネスにご活用いただくことを目的に、商業施設のDX*1(Digital transformation)への投資が続くアメリカ・商業施設市場を参考に、「商業施設のDX」に関するリサーチレポートを公開しました。

https://speakerdeck.com/takenobu/dx-for-retail-properties-under-highly-uncertain-market

COVID-19 により、日本でもオンラインストアの利用が急速に伸びており、「オンラインでの購買を前提とした」形での、「商業施設のDX」も急速に求められております。
本レポートでは、高いオンライン小売の成長が続くアメリカの商業施設事例を参考に、商業施設のDXの鍵となる3つのキーワードをまとめました。

■目次

1. COVID-19 で変化・加速する小売のパラダイムシフト
2. 実店舗閉鎖が続く アメリカ・小売市場で起きている 3 つの変化
3. 商業不動産の DX を捉える3 つのキーワード

■サマリー

・COVID-19により、消費者のオンラインストア利用は日本でも急加速。小売事業者もオンラインチャネルへの投資はさらに増え、オンラインでの購入を前提とした商業施設の価値創出が重要に。
・アメリカではオンライン購買を前提とし、オンラインでできない「体験」を元に集客・収益化を図る形に。
・収益化の要素として (1) pop-up store によるフレキシブルなリーシング、(2) データ分析によるテナントサービスの二点が アメリカで先行している。
・この二点に着手し、データを蓄積していくことで、将来的に「小売空間のダイナミックプライシング」によるバリューアップが可能になっていくのではないか。


COUNTERWORKSは、今後も、小売市場/商業施設の発展を目的に、小売・商業施設などに関するリサーチレポートを提供してまいります。

*1 DX(Digital transformation)
デジタル技術を活用し、業務効率を改善しつつ、新しい価値創出が行えるように変革していくプロセス。